10代から始める美肌ケア!思春期ニキビの原因と治し方とは!
10代から美肌ケア!思春期ニキビの原因と治し方!
10代の頃にはTゾーン(おでこから鼻先にかけて)に良くニキビができた経験があるかと思います。
中学生・高校生に発生することが多いことから、この時期のニキビは「思春期ニキビ」と呼ばれます。
思春期ニキビは成長期を迎えるにあたって、男の子も女の子も誰もが発生をするニキビといわれています。
思春期の男女であれば、誰もが容姿を意識しますし、青春時代をニキビで悩まされたくないですよね!
そんな、10代から始める美肌ケアとして、思春期ニキビの原因と治し方をご紹介したいと思います。
思春期ニキビとは
思春期ニキビとは、思春期を迎える10代の男女が、成長ホルモンの乱れによる皮脂の過剰分泌を起こすことで、「Tゾーン」と呼ばれる“おでこから鼻筋からかけて”発生をするニキビのことです。
特にTゾーンは皮脂分泌が活発になる部分で、それ以外にも胸の中央部などの皮脂が多い部分が発生します。
思春期ニキビの対象は、「16歳~18歳まで」で20代前後になるとホルモンバランスが整うため、思春期ニキビは自然と減っていくといわれています。
思春期ニキビは原因が明らかなため、大人ニキビよりも改善しやすいと考えられていますが、成長期にちゃんとケアをしておかないと「大人ニキビ」に発展をしたり、「ニキビ跡」が残ってしまう場合があります。
大人になっても綺麗な肌で過ごすためにも思春期ニキビの原因と治し方はしっかりと理解をしておきましょう。
思春期ニキビの原因
思春期ニキビの主な原因は、成長期に起こる「ホルモンバランスの崩れ」です。
成長期を迎えると、男女問わず男性ホルモンの分泌が活発になり、皮脂が過剰に分泌してしまいます。
皮脂が過剰分泌されても10代の肌は、毛穴も硬く閉まっていることが多く毛穴からスムーズに排出されません。
毛穴に皮脂や汚れが詰まることで、アクネ菌などの細菌が発生して、炎症を起こしニキビとなります。
思春期を終えると、男女共にホルモンバランスが整って、皮脂の分泌も治まりますので、自然にニキビがなくなるといわれています。
思春期ニキビは「Tゾーン(おでこから鼻先にかけて)」に発生しやすいといわれていますが、その発生場所ごとに原因が異なります。
ここで、体の部分別に発生する思春期ニキビの原因を解説したいと思います。
①“おでこ”にできる思春期ニキビ
前髪が原因
前髪がおでこに触れてしまうことも、思春期ニキビの原因となってしまいます。
髪の毛は、細菌や汚れなどが多く存在する場所です。
前髪を下ろすことで、その髪の毛が肌に触れてしまい、ニキビの要因や症状を悪化させることがあります。
ワックスなどの整髪料も、肌に刺激を与えてしまうことがあるので、使用後は充分にケアをしましょう。
シャンプーやリンスの使った時のすすぎ残しも、髪の毛に付着したままだと刺激を与えるきっかけとなります。
髪を洗う時は洗い残しがないよう注意してください。
②“ほほ”の思春期ニキビ
成長期はホルモンバランスが崩れやすく、男性ホルモンが多く分泌されると、皮脂も過剰分泌が起こして毛穴がふさがってしまうのが原因といわれています。
女性でも男性ホルモンは環境の変化にもよりますが、「10分の1~20分の1」くらい量が分泌をされます。
生理前はこの男性ホルモンが活発になるので、ニキビができやすくなると考えられています。
また、頬(ほほ)は顔の中でも面積が広く、乾燥や刺激を受けやすい部分のため、肌もダメージを受けてしまって、ニキビが発生するといわれています。
③“口周り”にできる思春期ニキビ
暴飲暴食が原因
口周りのニキビは、食事の中で脂質・糖質などを過剰摂取することで、胃の働きが弱まって発生するといわれています。
良くビタミンが不足したり、胃の調子が悪いと口内炎ができてしまうのもこのためです。
口周りの乾燥が原因
普段の生活でも、食事や会話などで口周りは顔の中で最も動かす部分です。
そして、使用頻度に加えて乾燥をしやすい部分でもあるので、口周りにはニキビが発生しやすいのです。
③“あご”にできる思春期ニキビ
顎(あご)を含む、フェイスライン(Uゾーン)はTゾーン同様に皮脂の分泌が活発に起こる場所です。
そのため、ニキビが発生しやすい部分ですが、成長期の男性ホルモンの影響でよりニキビが発生しやすい環境となるのです。
頬(あご)づえが原因
また、普段から癖になるがちな「頬(あご)づえ」も手に付いた汚れが肌に付着したり、皮膚を刺激してしまって、ニキビを発生させる原因となる場合があります。
フェイスラインは刺激や細菌の刺激を受けやすく、とてもデリケートな部分です。肌への刺激は最小限に抑えて、なるべく手で触らないように心掛けましょう。
マスクの着用が原因
フェイスラインにニキビができると、隠そうとマスクを使用する人も多くいますが、マスクは注意が必要です。
マスクの摩擦が肌に刺激を与えてしまったり、長時間付着させていることで肌が蒸れてしまい、ニキビの原因であるアクネ菌を繁殖させてしまう場合があります。
マスクを使用するときは、なるべくサイズの大き目のものを選んで、長時間付着させていることは控えましょう。そして、マスクに細菌が溜まらないよう、清潔なマスクを使うようにしましょう。
思春期ニキビの治し方
基本的に思春期ニキビは、大人になるにつれてホルモンバランスが整うので自然となくなります。
しかし、治し方を誤ると大人ニキビやニキビ跡がなったりして後に肌に大きな障害を招く恐れもあります。
何よりも、せっかくの中学校・高校生活をニキビに悩まされて過ごすのは嫌ですよね。
そのためにも、思春期ニキビはきちんと治して楽しい青春時代を過ごしましょう!
①正しい洗顔方法でニキビケア。
ニキビを予防するためにも、肌を清潔に保つことはとても大切ですが、朝晩以外にも、汗をかいた時には洗顔をして肌を綺麗にするようにしましょう。
しかし、洗顔時に力を込めて擦ってしまうと、肌を刺激して肌のバリアも傷つけてしまい、逆にニキビの原因となってしまうので注意するように心掛けましょう!
正しい洗顔の方法
洗顔の順番は「肌が強くて皮脂が多い部分」→「肌が弱くて皮脂が少ない部分」の流れで洗いましょう。
まず、次の洗顔ステップを心掛けましょう!
①Tゾーン(おでこから鼻筋にかけて)
②頬(ほほ)や顎(あご)付近のUゾーン
③目元や口周り
また、洗い流す時は、お湯の温度はぬるま湯が効果的です。「30度~35度」程度が適温といわれています。
ニキビケアをする正しい洗顔方法は、「大人ニキビを予防する正しい洗顔方法」でご紹介をしております。
思春期ニキビケアでも共通ポイントになるので、是非参考にしてください!
洗顔後は肌を保湿
肌が乾燥すると、肌を守るバリアとして皮脂の分泌が過剰に増えてしまいます。
それが毛穴を詰まらせてしまって、ニキビを招くきっかけとなってしまいます。
洗顔後には化粧水や保湿クリームなどでしっかり保湿ケアをしましょう。
②肌のゴールデンタイムを意識した睡眠
毎日、夜遅くまで友達と電話やメールをしていたり。スマホやゲームをしたりして、夜更かしをしている人も思春期にはきっと多くいるはずです!
私も学生時代は、毎晩遅くまで携帯をいじっていましたが、睡眠不足は美肌の大敵です!
何より思春期に睡眠を取らないと、成長ホルモンにも悪影響を及ぼしてしまいます!
私たちが寝ている間に、肌は新陳代謝が行われ、新たしい肌を再生して生まれ変わってくれます。
「午後10時~午前2時」の肌のゴールデンタイムで睡眠することで肌の新陳代謝は活性化されますので。
ニキビのない健康的な肌を手に入れるためにも、この時間には質のいい睡眠を取れるように心掛けましょう!
③規則正しい食生活を心掛ける
ニキビを予防&改善には、食生活がとても重要です。
学校帰りにコンビニでお菓子を買ったり、友達とスイパラでデザートを食べ過ぎたりしていませんか?
揚げ物や甘い物などの過剰摂取は、胃にも負担をかけてしまい、ニキビを発生させる原因になります。
ニキビケアをするためにも、ビタミン類などの栄養素を摂り入れたバランスの良い食事を心掛けましょう。
特に摂取をしたいビタミン類
・ビタミンB...肌の健康状態を保ち、肌の再生を助ける効果があります。
・ビタミンC...皮脂の分泌を抑えて、メラニンも抑えるので美白効果もあります。
④思春期ニキビケア化粧品を使う
思春期ニキビを治すには、思春期ニキビに効果的なニキビケア化粧品を使うことがおすすめです。
将来の大人ニキビやニキビ跡を事前に予防するためにも、思春期ニキビはきちんと治しましょう。
当サイトでは、思春期ニキビに効く専用ニキビケア化粧品を人気ランキング形式でご紹介していますので、是非参考にしてみてください。