洗顔方法が原因かも?正しくニキビ予防する洗顔の仕方!
目次
洗顔方法が原因かも?正しくニキビ予防する洗顔の仕方!
ニキビを予防するには、正しい洗顔がとても大切です。
汗をかいた時の毛穴の詰まりや汚れが心配で、ニキビを気にして一生懸命に洗顔をしていませんか?
洗顔のしすぎや間違った洗顔をしてしまうと、角質層にダメージを与えて「乾燥肌、敏感肌、脂性肌、毛穴、シミ」などの肌トラブルの原因になってしまいます。
誤った洗顔は、今のニキビも悪化させる原因になります。
ニキビをしっかり予防するためにも、特に洗顔の方法には注意をして正しい洗顔方法を心がけましょう。
洗顔の目的について
本来、肌を洗顔することには3つの目的あります。
- 毛穴と皮膚の汚れや古い角質を落とすこと。
- 余分な皮脂を落とすこと。
- 肌の水分と油分バランスを適切にすること。
肌は外側からの汚れ(ほこりなど)、内側の汚れ(皮脂・汗など)など普段から汚れが付きやすい場所です。
その汚れが残ったままだと、肌のターンオーバーが乱れて、さまざまなダメージを肌に与えてしまいます。
洗顔時には、肌に不要な余分な汚れのみを落とすことが大切なので、必要な皮脂も残したまま肌を健やかに保てるように、バランスの良い洗顔を心掛けましょう!
間違った洗顔の方法
皆さんも肌の汚れを気にするあまりに、クレンジングで擦ったり、洗顔で擦ったり、化粧水(コットン)で擦ったりなど肌を「擦って」はいませんか?
洗顔で大切なのは、摩擦や刺激を与えないことです。
ここでは、洗顔でついやってしまいがちな「誤った洗顔方法」をご紹介したいと思います。
①冷水や熱いお湯で洗顔をする
冷水で洗顔をすることで、毛穴が引き締まる感じがあると思われるかと思います。
これは冷水を浴びた30分程度のことで、毛穴がふさがるのではなく、急に冷えることで縮む状態のことです。
冷水で急激に肌が冷えると、毛細血管が破れて顔の赤みや乾燥の原因となるので注意をしましょう。
逆に熱めのお湯を使ってしまうと、皮脂を落とし過ぎてしまったり、お湯が刺激となって乾燥を引き起こすので、適切な温度で洗うためにも「ぬるま湯(32℃)」で洗顔をしましょう。
②長時間の洗顔をする
洗顔時間は、基本的に「1~1分半」ぐらいが目安です。
ゴシゴシと肌を擦ったり長く肌に洗顔料を付着させる洗顔をしていると、肌に刺激・摩擦を与えてしまって「乾燥肌」や「敏感肌」の原因になる場合があります。
③ゴシゴシと擦って洗顔をする
洗顔する時に「ゴシゴシ」と肌を擦って洗顔することは、絶対にしないでください。
ゴシゴシ擦ることで、肌に摩擦を与えてしまって「乾燥肌」や「敏感肌」も招いてしまいます。
顔の中でも、皮膚が薄い「目元」や「口元」の部分は優しく洗うことを心掛けましょう。
正しい洗顔の方法
洗顔をする時は「摩擦」や「刺激」などで、肌に負担をかけない洗顔方法を意識しましょう。
①洗顔前に綺麗に手を洗う
手についた「殺菌」などを綺麗に洗い流しましょう。
手の細菌や汚れや化粧品の残りがついたまま洗顔をすると、肌トラブルの原因になるので注意が必要です。
②顔は「ぬるま湯」で洗う
洗顔をする時は、「ぬるま湯」で顔を濡らしましょう。
ぬるま湯で洗う事で毛穴を開かせやすくさせて、肌の汚れも落としやすくなります。
顔を濡らさずに洗顔をすると、摩擦が生まれやすくなり、ダメージも強くなってしまうので注意が必要です。
ぬるま湯の適温は「32~35度」くらい。
③洗顔料でしっかりと泡を立てる
指先に洗顔料をとって、優しく泡立てます。
そして、指先を使いながら「小さい丸」を描くように優しく洗っていきます。
洗顔をする時には「30秒~1分」かけて汚れを綺麗に落として、しっかりと泡立てることでクッションが摩擦を軽減してくます。
④優しく順番に沿った洗顔
洗顔の流れは、皮脂の分泌が多い部分である「Tゾーン」→「頬」→「口周り」の順番で行いましょう。
この時、優しく泡を転がすように洗うのがおすすめ。
力を入れる時には、円を描くように均一しましょう。
⑤ぬるま湯でしっかりと洗い流す
ぬるま湯を付ける感覚で、優しく30回ほど濯ぎます。
また、洗い流す時は濯ぎ残しがないように、顎(あご)や髪の生え際には注意しましょう。
清潔なタオルで拭き取る
清潔なタオルで水分を吸収させるように拭き取ります。
また、タオルも摩擦が起きやすいので、肌を擦らないように注意をしましょう。
正しい洗顔方法のポイント
ニキビから肌を守るために洗顔はとても大切なので「洗顔のポイント」はしっかりと抑えましょう!
洗顔の回数は「1日2回」まで
ニキビに悩んでいると、どうしても何回も洗顔をしたくなってしまいます。
何度も洗顔をしてしまうと、本来肌に必要な皮脂を減らしてしまいます。
その皮脂を増やそうと、更に皮脂が分泌されてしまって、ニキビが悪化する原因にもなってしまうのです。
そのため、洗顔をする回数は「1日2回」までにしましょう。
強く擦らずに優しく洗う
肌の汚れをしっかりと落とそうとして、手でゴシゴシと力を込めて洗えば、肌に負担をかけてしまいます。
洗顔をする時は、指の腹を使って泡でマッサージをするように優しく丁寧に洗っていきましょう!
タオルで肌を強く擦らない
洗顔後にタオルでゴシゴシと顔を拭いていませんか?
顔を拭く時に上下にゴシゴシと強く拭いてしまうと肌に負担を与えてしまいます。
顔を拭く時はタオルを顔にあてて水気をとるように優しく拭きましょう。
洗顔の仕方とニキビ予防のまとめ
一般的な洗顔料や石鹸の泡洗顔は、落としすぎてしまう(洗浄力が強い)という問題点があります。
石鹸は、動物性の油脂(脂肪酸)から作れられて基本的には「アルカリ性」です。
弱酸性の肌表面をアルカリが働いて汚れを落としてくれますが、肌が弱い人には刺激が強く乾燥肌になる原因になる場合があります。
そのため、洗浄力が強すぎずに肌に優しい洗顔料や石鹸を選ぶようにしましょう!
フォームタイプの洗顔料は、原料が安く強力な洗浄力のある「界面活性剤」が使われている場合があります。
洗顔石鹸でも「アルカリ性」が強い物には注意です。
これらの洗顔料は、汚れを取るだけでなく肌の潤い成分「セラミド」も取ってしまうので、せっかく洗顔でケアをしても肌を乾燥させる原因となってしまいます。
正しいニキビケアをするためにも、洗顔料を選ぶ時には洗顔料に含まれる成分にも十分に注意をしましょう。