王道のニキビ治療薬「ディフェリンゲル」の効果と副作用
目次
皆さんも、有効なニキビ治療薬を調べた時に「ディフェリンゲル」の名称を目にしたことはありませんか?
ディフェリンゲルは、ニキビ治療で最も活用をされている、まさに王道の治療薬なのです。
ニキビ特効薬と呼ばれるほどの優れた効果と保険の適用がされることから、皮膚科からも数多く処方される人気の治療薬です
しかし、ネット上にはディフェリンゲルは「副作用が心配」「皮膚科で処方されたけど効かない」などの悪い評判もあるようです。
今回は、ディフェリンゲルの使い方、ニキビへの効果・副作用などをご紹介していきたいと思います!
「ディフェリンゲル」とは
ディフェリンゲルは、2008年10月に許可された日本初の保険適用のニキビ治療薬です。
近年、日本でもデディフェリンゲルは、ニキビ治療薬の代表として広く知られるようになりましたが、なんと欧米では10年以上前からニキビ治療薬の第一線で活躍をしているそうです。
世界80カ国で使われている確かな信頼と、保険の適用で安くニキビ治療薬が手に入るとして、日本でも人気になりました。
また、ディフェリンゲルは商品名所ですが、一般名所は「アダパレン」と呼ばれています。
販売価格は約3割の保険が適用されるため、約600円ほどで購入することができます。
ディフェリンゲルの効果
ディフェリンゲル(アダパレン)は、ニキビの原因となる過剰な皮脂分泌や毛穴詰まりに有効です。
また、抗炎症作用の働きもあり、炎症を起こしているニキビ治療にも期待することができます。
アダパレンには、ビタミンA誘導体に似た性質があるので、美肌効果も期待ができます!
そのため、白ニキビや赤ニキビなどの比較的に症状が軽いニキビ治療に主に活用されています。
ニキビへの主な効果
ディフェリンゲルは、残念ながらニキビ跡治療には効果的ではないといわれています。
そこで、ニキビ跡でお悩みの方に「ニキビ跡専用の化粧品」を活用することおすすめします!
本サイトでも取り扱っていますのでニキビ跡化粧品はこちらを参考にしてみてください。
効果が現れるまでの期間
ディフェリンゲルの効果が現れるまでの期間は、翌日に効果が現れるという訳ではなく。
個人差もありますが、通常は効果が現れるまで「1か月半」くらいは時間が必要なようです。
もし、3か月間使用を続けても効果がないようなら、皮膚科の主治医に一度相談をしましょう。
ディフェリンゲルの使い方と副作用
ディフェリンゲルの使い方
ディフェリンゲルの使用回数は「1日1回」まで、就寝前に顔のみに使用しましょう!
また、使用をするタイミングは、化粧水や乳液のスキンケア後となります。
基本ステップは「洗顔」→「化粧水・乳液」→「ディフェリンゲル」の順番でケアをします。
(1)まずは、正しく洗顔をする。
しっかりと泡を立てて、泡で優しく洗顔をしましょう。
この時に強く肌を擦ってしまうと、逆にニキビの原因になることがあります。
正しい洗顔の仕方は、「ニキビ予防に正しい洗顔方法」を参考にしてみてください!
(2)次に化粧水や乳液でしっかりと整える。
化粧水は手のひらで優しく、顔全体しっかりと馴染ませていきます。
特におでこは化粧水などの浸透が疎かになりがちなので、しっかりと付けるように注意をしましょう。
(3)最後にディフェリンゲルでニキビを治療。
化粧水・乳液が乾いたことを確認したら、ディフェリンゲルを使用しましょう。
ディファインゲルを一回に使う量は、「大人の人差し指の第一関節の長さ」が適量といわれています。
ニキビが気になる部分をはじめ、その周辺と顔全体に優しくのばしていきましょう。
この時、強く擦ってニキビを刺激しないように、十分に注意してください。
ディフェリンゲルの副作用
ディフェリンゲルの副作用は、使用をした約8割の方が発症するといわれています。
副作用の具体的な症状は、下記の通りです。
「ディフェリンゲル」を使う時には、しっかりと保湿をすることがポイントになります。
上記の副作用は、薬がニキビに効いていることで起こる「随伴症状」といわれています。
ディフェリンゲルの効果が肌に現れ、ニキビの治療に向かって少しずつ前進しているのだと思いましょう!
通常、副作用の症状は1カ月ほどで次第に軽くなるようなので使い始めは少し我慢しましょう。
ディフェリンゲルのまとめ
王道のニキビ治療薬として、日本でもニキビ治療に幅広く活用されているディフェリンゲル。
その効果は、初期ニキビ(白ニキビ)~中盤ニキビ(赤ニキビ)にかけて期待ができるようです。
「ヒリヒリする」や「痒い」などの副作用については、ニキビ薬が効いている随伴症状によるものなので、ニキビを治すためには我慢をするしかありません。
副作用対策には、保湿が有効なので、乾燥をしないようにしっかりと保湿を心掛けましょう。
ディフェリンゲルの使用後に副作用が発症し、肌には合わないからといってすぐに使用を辞めてしまう方もいるようですが。
随伴症状は誰もが起こる症状なので、ニキビに薬の成分が効いている証拠だと思ってください。
また、あくまでも副作用の症状は個人差がありますので、あまりにも痛みが辛い症状が続いたら、使用を辞めて担当の皮膚科の主治医へ早めに相談をしましょう。