あなたはニキビを潰す!?ニキビ跡を残さない正しい治し方!
目次
ニキビ跡を残さない潰し方と誤って潰した時の治し方
皆さんもニキビができると、つい気になって触ったり、潰してしまったりした経験はありませんか?
しかし、ご存知の方も多いかもしれませんが、ニキビを手で触ったり潰してしまったりすると、手に付着した菌が入り込んだり傷つけたりしてニキビ跡にもなってしまいます。
ですが、最近では「ニキビは潰した方がいい」という説もネット上では、数多く見られます。
そこで、今回は「本当にニキビを潰すことは良いことなのか?」をニキビを潰してしまった時の対処法と一緒に解説していきたいと思います。
ニキビは潰しても良いのか?
一般的に、ニキビを潰した方が良いといわれている種類は「白ニキビ」と「黒ニキビ」です。
この2種類のニキビは、初期段階のニキビのため、芯を出し潰しても良いとされています。
他にもニキビには「赤ニキビ」と「黄色ニキビ」があり、段階別に計4種類に分けられます。
赤ニキビと黄色ニキビは、症状を悪化させてしまうので絶対に潰さないようにしましょう。
白ニキビと黒ニキビとは
白ニキビとは、皮脂が毛穴に溜まり炎症も起きていない初期の状態です。
この段階で芯を取り出してしまえば、ニキビの悪化を抑えることができます。
黒ニキビとは、毛穴が開いて詰まった皮脂が空気に触れることで黒ずんでいる状態。
白ニキビと同じように、炎症も起こしていない初期段階のニキビです。
正しいニキビの潰し方
白ニキビは潰しても良いと言われていますが、誤った潰し方は逆に症状を悪化させます。
それでは、正しいニキビの潰し方とはどのような方法なのか確認してみましょう。
①コメドプッシャ―を使う。
薬局などで販売されている、市販のコメドプッシャーを使えばニキビを潰すことができます。
また、ニキビを潰す時は、お風呂上がりや洗顔後の肌が清潔な時に行いましょう。
コメドプッシャーの使い方
(1)消毒用エタノールなどで清潔にする。
(2)白ニキビの上からコメドプッシャ―を当てて、2~3回程押し出しコメドを取り出します。
(3)白いにゅるにゅるのコメドが見えたら、ピンセットで取り除きます。
コメドを取り出した後は、毛穴も開いたままの状態になり、そのままだと菌や汚れが侵入する恐れがあるので、ニキビ化粧品でしっかり肌をケアしましょう。
②ティッシュで優しく潰す。
両手の人差し指にティッシュを巻いて、摘まみながら白ニキビを優しく潰します。
潰したニキビはティッシュで優しく拭いて、ニキビの周りを綺麗に洗い流しましょう。
ニキビを潰す注意点
ニキビを潰す時に「針」を使った方法が、ネット上でも多く取り上げられています。
毛穴に溜まった膿の出口を作るために、効果的だといわれていますが。
穴を開ける際にニキビを傷を付けて、治った後も肌に傷が残ってしまうことがありますので、針を使った方法はなるべく避け、肌に優しいコメドプッシャ―を活用しましょう!
ニキビを潰した時の対処方法
白ニキビや黒ニキビは、正しい潰し方であれば潰しても良いニキビの種類になります。
もし洗顔中やケア中に誤って、赤ニキビを潰してしまったらどうすればよいのでしょうか。
ニキビを潰してしまった時に、ニキビ跡を防ぐための対策もご紹介したいと思います!
①患部を優しく洗顔する。
ニキビを潰してしまったら、まずは洗顔です。
洗顔料や石鹸などで良く泡を立て、ぬるま湯(36度くらい)で優しく患部を洗い流しましょう。
しっかりと洗顔で肌を清潔にすることができれば、菌や膿も充分にケアすることができます。
洗顔時は刺激を防ぐため、ぬるま湯で洗い流し、清潔なタオルで優しく拭き取りましょう。
消毒は、「消毒液」が傷に刺激を与えてしまうことがあるので使用を控えましょう。
②洗顔後は保湿が大切。
洗顔後は、お使いの化粧水や保湿液などで患部をしっかりと保湿しましょう!
この時にしっとりタイプの化粧水を使うと、肌も潤って傷の治りも早くなります。
もし肌が乾燥をしてしまうと、かさぶたとなりニキビ跡の原因になってしまうので。
洗顔後は肌が乾燥がしないように、特に肌の保湿には注意しましょう!
化粧水や保湿液が、患部にしみる場合は使用を控えましょう。
ニキビの潰し方のまとめ
今回、ご紹介したニキビを潰した時の対処方法などは、あくまでも症状が軽い場合の方法になります。
万が一、酷い化膿や症状に変化があった場合は、早めに皮膚科に行って診てもらいましょう。
ニキビを潰したり傷つけてしまった時には、患部を清潔にすることはもちろん。患部を触ったり、いじったりして余計に刺激を与えることは絶対に控えましょう!
もし潰したニキビをいじってしまうと、更に傷を広げて、ニキビ跡を残しやすくしてしまいますので。
ニキビを潰してしまった場合は、患部に刺激を与えることなく清潔な肌環境を保ち、肌本来の力で自然に治るように導くことが、ニキビ跡が残らない健康な肌へ戻すためにはとても大切です!