ニキビを治す新薬登場!ベピオゲルの効果と注意点とは!

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ニキビ新薬ベピオゲルの効果と注意点

今までのニキビ治療に使われていた薬といえば、「抗生物質・ビタミン剤・ディフェリン・ダラシン・アクアチム」などが代表的です。

ニキビを治すため皮膚科へ通ったことのある人なら、これらの薬は誰でも一度は使用したことがあるかと思いますが、日本では2015年4月より新しくニキビの新薬が使われるようになりました。

その名前は「ベピオゲル」といって、あのテレビCMでも話題のニキビ化粧品「プロアクティブ+」にも使われている成分が配合をされています。

今回は、ベピオゲルのニキビに対する効果や副作用などの注意点について解説していきたいと思います!


ニキビ新薬「ベピオゲル」とは

ベピオゲルとは販売名称のことで、一般名称は「過酸化ベンゾイル」といいます。

過酸化ベンゾイルは「抗菌化作用」と「角質を剥がしやすくする」などの効果があり、ニキビの原因であるアクネ菌や角層を剥がす働きがあるといわれています。しかし、それとは逆に過酸化ベンゾイルには、漂白作用などの副作用もあるので注意が必要です。


ベピオゲルのニキビの治療効果

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ベピオゲル(過酸化ベンゾイル)のニキビの治療に対する効果は、主に「抗菌作用」「角質層剥離作用」の2つの効き目があるといわれています。

抗菌作用

ニキビが発生する原因の一つに、「アクネ菌」という菌が存在をします。

アクネ菌とは、皮脂や毛包に常に存在する常在菌で、他の有害な菌などから皮脂を守る役割をしています。

アクネ菌は、皮脂が大好きで、酸素がない状態となると異常に繁殖をして「細菌リパーゼ・好中球走化因子」を作り出し、毛包の炎症を引き起こします。

その毛包が腫れあがることで皮膚の炎症を引き起こし、ニキビの原因となってしまうのです。

べピオゲルには、アクネ菌が苦手とする酸素を肌に触れると同時に分解して放出する効果があるので、殺菌剤を使うことなく酸素のみでアクネ菌を退治することが可能となります。

角質層剥離作用

通常の肌は肌に溜まった古い汚れや角質が自然に剥がれ落ちて、その後に新しい肌が再生することで綺麗な肌を保つことができます。

しかし、ニキビや肌荒れなど何らかのトラブルのある方は、古い汚れが落ちにくく肌を綺麗にすることが難しくなります。

そのため、ニキビがある方の肌は溜まった古い汚れを強制的に取る方法しかありません。べピオゲルでは、強制的に古い汚れを取ることのできる「ピーリング剤」という成分を含んでいます。

この成分が肌の古い角質や汚れなどを強制的に除去して肌を再生させ、ニキビ肌の方でも美しい肌を手に入れることができるのです!


ベピオゲルを使用する注意点

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ニキビを治療薬として、皮膚科などでも処方されている新薬であるべピオゲルは、ニキビ肌の方には魅力的な効果が存在をしていますね。

しかし、ネット上でべピオゲルについて調べてみると「髪染め・歯の漂白剤」に使われていたことや副作用があるなどの悪い口コミも数多く見かけます。

そこで、べピオゲルの副作用と使用時の注意点をご紹介したいと思います。

漂白作用に注意

べピオゲルには、「漂白作用」を含んでいます。漂白作用は、日本でも以前から髪染めや歯を白くする漂白剤など使われています。

そのため、べピオゲルを薬として肌に使う場合は、髪や服などに付着すると脱色する恐れがあるので使用時には充分に注意してください。

洗顔時のピーリング

べピオゲルには、「ピーリング作用」の効果があります。

洗顔料でピーリングが含まれている石鹸などを使ってしまうと、お互いの作用効果が働いて肌に大ダメージを与える恐れがありますので注意をしてください。

日光(紫外線)を避ける

べピオゲルを使った肌は、なるべく日光(紫外線)にあたるのを避けましょう

何度もべピオゲルを肌に使うことで、紫外線に対する皮膚のバリアーが弱まってしまい、べピオゲル自体が肌を刺激してしまうことがあります。

アレルギーに注意

べピオゲルに対しては、約3割の人がアレルギーを持っているといわれています。そのため、アレルギー体質の人が使ってしまうと、肌に「湿疹、腫れ、痒み」などの症状が起こる可能性があります。

この「100人のうち3人がアレルギー体質」というのは決して少ない割合ではないので、ベピオゲルの使用前には「パッチテスト」を試すように心掛け、自分の肌で必ず確かめてから使用をしましょう。


ベピオゲルについてのまとめ

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べピオゲルは、ニキビ治療にも効果的な作用を持った、ニキビの新薬です。しかし、ニキビ薬も普段の薬と同じように、治療の効果が強い反面、副作用などのリスクも伴ってきます

べピオゲルを肌に使う時には、「注意点・副作用」をしっかり理解をして、肌への刺激を最小限にすることを意識しながら使用することが大切です。

また、べピオゲルなどの治療薬を使わなくても、軽症のニキビであればニキビ化粧品で充分にケアができます。

皮膚科に通って、ニキビ治療を受けなくてはならないような症状まで悪化する前に、今のニキビの症状の段階を把握して、普段から適切なニキビケアに取り組むように心掛けましょう!


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2018-11-18

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